LED点灯コントロールのラストパート、実際に水槽ライトを設置します。
そもそもLED点灯コントロールは、水槽のライトを金魚サイトでコントロールできるようにするためのプロジェクトでした。
まず最初にwebIOPiのパスワードを削除して自動起動を設定します。
誰でもライトを付けられるようにwebIOPiのパスワードを削除します。
sudo rm -rf /etc/webiopi/passwd
webIOPiを自動起動にします。
sudo update-rc.d webiopi defaults update-rc.d: using dependency based boot sequencing
自動起動を止めるときは下記になります。
sudo update-rc.d webiopi remove
ちなみにwebiopiを手動で開始したり止めたりするコマンドは下記になります。
sudo webiopi -d -c /etc/webiopi/config sudo /etc/init.d/webiopi start sudo /etc/init.d/webiopi stop
Webサイトにスイッチを埋め込む
ルーターのポートマッピングを設定する。
LEDスイッチ用
NATエントリ追加
LAN側ホスト 192.168.1.121
プロトコル TCP
ポート番号 8000
優先度 4
下記のコードをhttp://kintarofish.comのトップページのbody内に入れる
<script src="http://kintarofish.com:8000/webiopi.js"></script> <script type="text/javascript"> webiopi().ready(function() { var lightButton = webiopi().createButton("lightButton", "ライト点灯", function(){ webiopi().callMacro("lightOn"); }); $("#controls").append(lightButton); }); </script> <div id="controls"></div>
で、これが動きません。
webiopi用のHTMLは一旦外部ファイル(ポート8000)にして、iframeでアクセスする必要があります。そうしないとwebiopi各種設定がポート80のほうに入ってしまいwebiopiがどこかでエラーになってしまいボタンが現れません。
webiopi用のHTMLファイルを少し修正します。
vim /myproject/html/index.html <html> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8"> <title>WebIOPi | Light Control</title> <script type="text/javascript" src="/webiopi.js"></script> <script type="text/javascript"> webiopi().ready(function() { // Create a "Light" labeled button for GPIO 23 var lightButton = webiopi().createButton("lightButton", "ライト>点灯", function(){ webiopi().callMacro("lightOn"); }); // Append button to HTML element with ID="controls" using jQuery $("#controls").append(lightButton); }); </script> <style type="text/css"> body{ margin:0;padding:0; } button { width: 140px; } </style> </head> <body> <div id="controls"></div> </body> </html>
http://kintarofish.comのトップページにiframeで埋め込みます。
<iframe src="http://kintarofish.com:8000/" height=50 width=300 scrolling="no"></iframe>
以上で点灯ボタンが機能します。
水槽用のLEDライトを作成する
物理的に水槽にLEDライトを取り付けられるものを、木の平べったい棒とブックスタンドで作成します。
ホームセンターに行ってヒノキの棒(72円)と金具(72円)を買ってきて工作。ブックスタンドは家に余っていたのを使いました。とりあえずライトスタンドっぽいものができればOKなので各自判断して作りましょう。
パワーLEDのケーブルを長いものに取り替えて、ヒノキの棒をのこぎりで切って、金具でくっつけて、ブックスタンドに強力両面テープで貼り付けて、セロハンテープで補強するー。
作成完了!
やっつけ感があるけど、とりあえず目的を達成できるのでOKなんです!
参考までにパワーLEDのところをズームアップ
そして水槽に設置します。
あとは部屋の電気を消して、
Webサイトに設置した点灯ボタンをポチッと。
Webサイトから点灯できる水槽ライトが出来上がりました。
3WのパワーLEDを使っていますが、
明るすぎるので1Wくらいに抑えて使っています。
それでも上の写真のように十分な明るさになりました。明かりが少し拡散してしまいますが、アルミフォイルとダンボールの切れ端でLEDに笠を作ってあげるのもいいかもしれません。
発熱はほとんどありません。
パワーLEDは消耗品ですが、
もし壊れたときでも180円で取り替えられます。
水槽ライトの総費用1300円+電車賃600円 (Raspberry Pi本体費用は除く)
以上でLED点灯コントロールプロジェクトは完了となります。
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